openHAB on Raspberry Pi : Vol.1

 Section 1: Raspberry PiでLinuxが動くようにする

特に難しいことはないです。ただ次のステップでOracle JVMを使いたいことを忘れずに。

ここに書いてあることは以下のサイトをリライトしているに過ぎません。

 

1. Raspberry Piの公式にLinuxをダウンロード

Oracle JVMを使うときは、性能はあまり出ないけどSoft-float Debian “wheezy”を使いましょうということです。

いちおう、以下のコマンドでファイルがぶっ壊れていないかを確認します。

# sha1sum 2012-08-08-wheezy-armel.zip

この出力を上記のウェブサイトのハッシュと確認してください。問題ないような解凍します。

# unzip 2012-08-08-wheezy-armel.zip

得られるのはddイメージです。2012-08-08-wheezy-armel.img だと思います。

 

2.SDカードを用意

Class4の4GBがおすすめらしいです。インストールに成功して最初のLinux起動時に「ルートファイルシステムが入っているパーティションを広げる処理をするか?」と聞かれたりもします。

# df -h

を実行して何がどこマウントされちゃってるのかを確認します。私の場合は/dev/sdb〜でしたので、以降そのように仮定します。もしもカードリーダーに挿した段階でmountされていたらumountしてください。

 

3.イメージの焼き込み

こんなコマンドを実行し待ちます。ただ起動するSDカードはこれでできます。

 # dd bs=4M if=~/2012-08-08-wheezy-armel.img of=/dev/sdb

最近は4GB以上のSDカードも増えています。その場合はrootfsのパーティションをgpartedなどで拡げてください。以下のURLが参考になるはずです。

さらに次のOracle JVMをインストールする時にも参考にします。


4.まとめ

今回の作業は特に問題ないと思います。ただ最後に少しだけふれた、rootfsの入ったパーティションを拡げるとLinuxが起動しなくなることもあるので、そうしたらやり直しましょう。

気が向いたら起動する様子を動画でアップしたいと思います。