openHAB on Raspberry Pi: Vol.3

OpenHABを動かす

やっと目的のもののインストールを行います。とりあえずデモサーバーを動かしましょう。

 

1. 必要なものを揃える

公式のサイトにリリースがありますが、Nightly Build的なサーバーを私は利用しています。runtimeとdemoをまず用意しましょう。addonsは使ってみたいのですが、エラーが増えたりRaspberry Pi自体の動作が重たくなるような気がしたので別の機会に回します。

(1) 公式からダウンロード http://code.google.com/p/openhab/

  • openhab-runtime-1.1.0.zip
  • openhab-demo-1.1.0.zip

(2) Nightly Build をダウンロード https://openhab.ci.cloudbees.com/job/openHAB/

  • distribution-runtime-1.2.0.zip
  • distribution-demo-1.2.0.zip

Raspberry Pi がインターネットに接続できていれば、Raspberry Pi上で必要なアーカイブを引っ張ってきてもいいかもしれません。

 

2. 配置する

Raspberry Piのルートファイルシステムに置きます。サーバーアプリとしてどう置けばメンテナンスしやすいとかは今回は考えないことにします。

(1) /srv/openhab を作り配置します。

     # mkdir -p /srv/openhab

(2) アーカイブを解凍します

demoのアーカイブも上書きしてしまいます。

     # cd /srv/openhab

     # unzip <runtimeのアーカイブ>.zip

     # unzip <demoのアーカイブ>.zip

(3) 簡易な設定をします。と言ってもopenhab.cfgを作るだけです。

     # cd /srv/openhab

     # cp openhab_default.cfg openhab.cfg

(4) 動作を確認する

このopenHABのRuntimeサーバーは起動までに若干時間がかかります。

起動時の負荷は大きめですがすこし待てば安定します。

     # cd /srv/openhab

     # sudo ./start.sh

     ※ 確認だけなので実行権限等はあまり考えていません。

     ※ 起動時の負荷はかなり大きくて startx して使っていたりするとまったくGUIが動かないと感じることもあるかもしれません。

 

まとめ

とりあえずDemoサーバーを動かすことはできました。startx はしないほうがいいと思います。端末用にRasberry Piをもう1台買った方がいいはずです。